研究開発拠点の紹介

大連技術開発センター

R&D機能を中国に現地化
新製品設計から量産まで素早い展開を実現。

機能と役割

大連技術開発センターは中国における初の技術開発センターであり、「R&Dの現地化」を目指し設立されました。現在、開発部門の95%以上が現地の中国人スタッフで構成されており、滋賀技術開発センターと密接な交流を行いながら、生産拠点に近いというロケーションを最大限に生かし、新たな中国市場の開拓を牽引しています。その特徴は、新製品の開発から量産まで一貫した体制で行うところにあります。特に大連工場内には金型の設計、部品の内製部門もあり、大連、東莞、韶関の各工場とも連携を取り、開発製品の試作、量産立ち上げの迅速な対応を実現しています。中国系顧客の対応は全面的に大連技術開発センターのミッションであり、開発・生産・販売のすべてのフェイズで顧客に対するダイレクトでスピーディな技術サポートが可能となっています。

製品と取り組み・成果

精密小型ブラシレスDCモータ

用途

光ディスクドライブ(ODD)用モータ及びDLP®(プロジェクタ)用モータ

既存の光ディスクドライブ用途の厚型と薄型モータの設計開発業務を担当。顧客全体の約60%を担当しており、2014年を目処に100%担当に向け移管が進行中。DLP®用途は100%担当。さらに梱包設計、試作及び設計移管業務、VA/VE改善業務、工場の工程改善の業務を担当しています。

標準型ブラシレスDCモータ

用途

家電/産業/OAといった幅広い製品に搭載されるモータ。
OA:プリンタの補助機能
産業機械:紙幣識別機/ATM等

既存シリーズに関しては約80%移管が完了しており、現在は新シリーズである24Hシリーズの移管も進行中。中国国内に限らず、全世界の案件を大連技術開発センターで対応。滋賀技術開発センターは新シリーズの構造設計・立ち上げ、大連技術開発センターでは、それらのシリーズの拡販や各案件の対応という形で業務を分担しています。

ファンモータ

用途

サーバ、OA機器、通信機、家電など幅広く展開

滋賀技術開発センターにおいて、より高度な新製品開発に集中するため、従来滋賀技術開発センターで行っていた業務を大連技術開発センターへ移管。2009年からは大連技術開発センターでも新規構造設計も開始しており、コストパフォーマンスの高いDJシリーズの立上げを実現。主に中国国内の大連、東莞、韶関の各工場で量産される案件を対応しており、現在、既存のシリーズの応用設計に関してはほぼ大連技術開発センターで対応しています。2010年以降、特許提案も積極的に推進しています。

車載用ブラシ付DCモータ

用途

シート用モータ(前後スライド、高さ調整、シート角度調整等)、エンジンクーリングFAN用モータ、ABS用モータ、サンルーフ用モータ、ウィンドウリフト用モータ、車載用ブラシレスDCモータ、DCT用モータ

ブラシ付き・ブラシレスモータの中国系OEMとTier1に対応する現地体制で拡販中。部門内に実験Gがあり、車載用モータ開発における信頼性評価や検証試験の迅速な対応が可能となり、中国国内の市場拡販に向け開発力・生産力の強化を図っています。

DCT用モータ

パワステモータ第1~第3世代

設備・実験装置

CATIA 3次元モデリングソフト

構造設計、解析の支援ソフト

CR5000 回路パターン設計ソフト

基板設計、解析の支援ソフト

特性測定装置(一部内製)

モータの基本的な特性(トルク、電流、回転速度など)を測定する為の装置

無響室

モータの騒音を測定する為の専用測定室

大型恒温室

環境変化への耐久試験を実施する装置(温度、湿度をコントロール)

振動試験装置

使用環境を模擬した振動条件下でのモータ性能を評価する為の装置